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2010年12月23日 (木)

2010.12.1819 奥多摩 (石尾根歩き) 1

18日早朝の峰谷集落にて。
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あれだけ雪山を熱望していたくせに雪が積もるとビビって二の足を踏んでしまう臆病さは性分なのでどう仕様も無い。そして”積雪無し”の情報を得た途端に強気になるのも性分。恥ずかしい限りです。まぁ、第一候補であった川又からの奥秩父ハイクはもう少し早い時期なら歩き易くて良かったかな。装備が整えば来春の残雪期にでも挑戦してみようかしら。

それなので奥秩父を諦めた今回は奥多摩の石尾根三山周辺をうろうろと。南斜面の取り付き口を確かめつつ、のんびり野営を楽しもうという魂胆です。

 

奥多摩駅から7:50発のバスで終点の峰谷まで。そこから浅間尾根の取り付きがある山岳集落の「奥集落」を目指して林道を九十九折で歩き高度を稼いでいく。
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以前は養蚕と林業を生業として発展してきた集落らしい。途中、日向ぼっこをしながらおしゃべりをしているお婆さんや金槌で建物の修復作業に勤しむお爺さんと出会った。このまま世代交代を迎えることが出来ずに廃村になるのか。薪を焚く匂い、聞こえてくる話し声、金槌を打つ音。この集落、この風景を目に焼き付けておこう、と切に思う。

浅間神社を越えれば北に伸びる尾根筋を真っ直ぐ上がって行く。

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ここでひとつの境界線が現れる。奥が植林帯で手前が原生林。人間界からほんの少し外れる感覚。そう、この感覚。

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メジャー尾根なのにこんなに原生林が残っているのが少々意外だった。

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ブナ。

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ミズナラ。

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コナラ?これもミズナラ?落ち葉を調べれば一発で分かることを後で知ったので今度は落ち葉もチェックしようと思う。

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白樺(シラカンバ)の仲間の岳樺(ダケカンバ)。青空に映える白い樹木が美しい。

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木々の合間から日陰名栗峰を望む。

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展望は期待できないけど原生林の中、心地良い斜度の尾根道を歩いて行く。

そして日陰には辛うじて雪が・・・

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シャクナゲトンネル。

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写真撮ったり広い尾根の外れまで見に行ったりとたっぷりと寄り道しながらでも取り付きから約2時間で避難小屋に到着した。

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避難小屋のベンチにて。

M&M'sを口に放り込んで噛み砕く。そして魔法瓶に仕込んでおいた白湯をゴクリ。ほっと吐く息が白い。この週末は寒波が来てるらしい。どおりで朝から気温が上がらない訳だ。行動を止めると途端に寒さを感じる。Jam2からスコーミッシュ・フーディを取り出す。風を防ぐだけでも寒さが半減する。

さてと、何処に行こう。山と高原地図に目を落とす。スケジュールに追われないハイキングがこんなに気楽でリラックス出来るとは思わなかった。

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まずは鷹ノ巣山へ向かう。

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時刻は正午前。ここで昼食を摂ることにした。

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ここ最近のハイキングでは昼食で湯を沸かさず行動食だけで済ませていたので温かいスープを飲むだけでコージー感が出せる。たとえ食事がアンパンとクラッカーでも、ね。

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時折、雲取方面からハイカーが登ってくる。そして目星い場所を見つけたハイカーはそこで腰を下ろす。登って来るのは殆どがソロハイカー。バックパックの中からコッヘルを取り出しストーブに火を灯す。みんな準備をしながら呆けていたりバックパックの整理をしたり、と湯が湧くのを待っている。好ましい光景。みんな独りだから終始無言で作業しているのが、良い。

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誰にも会わないハイキングもピリっとしていて楽しいがメジャーなエリアの山頂はそれはそれ。様々な人間模様が見えて面白い。

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ダウンジャケットを着込み珈琲を淹れた。広げたタイベックシートの上で読みかけの本を広げる。

それにしても体内にカフェインを注入しているのに脳内の意識が白濁してくるのはどういう事だろう。それなので訪れる睡魔に抗わずに横になる。眩しくて目を開けられないのを言い訳にしてしばし夢の中へ。

 

こんな過ごし方も良いかな。何せ時間はたっぷり有るのだから。

 

奥多摩 (石尾根歩き) 2へ。

 

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コメント

ピークを目指すわけでもない
どこに行くかも決めていない
あぁ正にバックパッカー的山歩きですね~

私もピークにはあまりこだわりがないハズだったのですが・・・
最近、目指す方向と少し路線がずれてしまっていますね・・・
尾根歩き&稜線歩きが私のやりたいことなんですけどね~

今年は奥多摩、まだ2~3回です
せっかく近場に良い山があるのになぁ
反省しきりであります・・・

samantha802さん、どうもです。

11月に長沢背稜を歩いてから連休が取れず何処にも行けていなかったので
このタイミングで奥さんにお願いして独りで行かせてもらいました。
プランを練る時間が無かったけれど、とにかく荷物まとめて奥多摩に飛び込んでみました。
結果、今年の最後に最高なハイキングを得る事ができました。
これで納得して年を越せます。

自分もピークにこだわりは無いよ、なんてうそぶいてますけど
目の前の森林限界を超えた光り輝く稜線を見たら、行きます。絶対。


>せっかく近場に良い山があるのになぁ

自分は奥多摩・奥秩父が多かったので黒部とか八ヶ岳がウラヤマシスです。
なのでアイゼン付けて硫黄岳ピストンをしている自分を妄想中ですよ。

Jackieさんのブログ読み出してから奥多摩近辺の楽しさを知りました(笑)
ピークハントするための軽量化が気楽に長く歩く方向にシフトすると近場でも楽しめるな~ と。
ただ、この時期テルモスを持つか置いて行くか毎回玄関先で出し入れしながら悩みます(汗)

冬場はどうしてもベースウエイトが1kg増になってしまう…

水場が近場に確保出来れば背負う最大の重さは軽くなるのですが。

カイさん、どうもです。

時間と体力の問題で奥多摩歩きが多いのです。
今は幕営するだけで満足なので近場で人知れず、の場所を捜すと
必然的に奥多摩が多くなってしまいますね。
時間があればもっと遠くにも行きたいのですけどね。

今回、初めての氷点下ハイクだったのですが
冬場は軽さより快適さを求めて行こうと思いました。

今週末も寒波が来ているので奥多摩は楽しめそうですね。

浅間尾根、私も好きなルートの一つですね。
あまり人はいないし、浅間神社にとりつく前の道で、
人家の庭を突っ切っていくような感覚が大好きですw

7時50分奥多摩駅発のバスで鷹ノ巣山泊まりならば、
そうとうゆるりとした時間が過ごせたのではないでしょうか。
ついつい先を急ぎがちになっているので、少し振り返ってみるのも楽しそうです。

ようようさん、どうもです。

”雪が降ったら浅間尾根で日陰名栗” これです。
いざとなれば避難小屋へ、という保険付きです。

最近、時間に追われ気味なのでせめて山だけでも、と思い
自由に、たっぷりと時間を使って歩いてきました。
歩き納めには丁度良かったのでは、と思っています。

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