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2011年5月11日 (水)

2011.0501.02.03 涸沢Strut (白骨温泉、徳沢、涸沢) 2

♪ゲップで涸沢にSay Hello!!!

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夜中に目が覚めるとあれほど吹いていた風が止んでいた。フライシートを叩いていた雨音も。テントから顔をだすのは億劫だったので聞き耳と鼻を利かせる。この天気ならやっぱり涸沢行く事になっちゃうのかな・・・。枕元に手を伸ばしてペットボトルを探す。水をひと口。そしてまたダウンバッグに潜り込んだ・・・

昨日の天気が嘘のような晴天だった。所々にちぎれ雲は確認できるが無風ってのが良い。この天気はいつまで続くのかな。本当に涸沢まで行って大丈夫なのだろうか。雪崩も気になるし明日の天気も分からないし。まずは横尾まで行って情報を集めよう。横尾まで行けば涸沢からの下山者を捕まえてトレイルの状況も聞く事が出来るはずだ。少し不安げな嫁に今日の行程と予定を聞かせる。大丈夫。横尾から先はポイントを決めてその都度、行くか引き返すかの状況判断するから。大丈夫だ。

そうと決まれば朝食だ。我が家は砂糖をたっぷりと入れたミルクティとあんぱん。後で知ったけどホッタ家の朝食とは大違いだ。こういった所にキャリアが出る。まずは横尾だね、と涸沢を撤収したのは朝の7時50分頃。さっきの不安を吹き飛ばすほどの晴天だ。

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まずはのんびりボテボテと歩く。最初の30分が大事だ、って誰かが言ってたな。だから休まずボテボテと、歩く。

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で、時たま停滞。はい、右の二人!ふざけない!

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横尾に到着。横尾山荘で情報収集すると一応、雪崩たけどトレイルは保たれているし天気は回復傾向にある、との事。これなら涸沢まで行けるかも。

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おかしなふたり。 ( お菓子? or 可笑しい? )

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本番に向けて膝周りのストレッチに余念が無い我が嫁。これからが本番だ。一週間の本気ストレッチの成果を見せてやれ。

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横尾大橋を越えて、いざ涸沢。

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本谷橋は雪の中。ここで女性陣に意思確認。涸沢まで行くか。それとも横尾に戻るのか。答えはGo !よし、向かうぞ本谷出会。上がるぞ涸沢。

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本谷出会を越えるとそこは雪崩の巣。一応、雪崩跡にトレースは付いているけれども緊張する。

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隊列組んで高度を上げる。これが涸沢ストラット。頑張れ嫁。

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ホッタ家、涸沢アタックの図。

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そして、我が嫁、涸沢アタックの図。もう少しだ。上でハヤトが手を振るよ。

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到着。みんなよく頑張った。行けたぞ、涸沢。自然と笑顔がこぼれる。天気も良いし最高なハイキングだ。そしてみんな大好きだ。たかが涸沢と笑うなかれ。僕等にとってはこれでも精一杯の大冒険なのさ。

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幕営受付や設営は全部後回し。まずはテラスに上がってコーラで乾杯(一番上のシーン)。カレーとおでんの昼食を済ませる。ここでビールなんて飲んだら即寝ですよ。

テン場に降り立つと思ったよりテントが張られている。テン場は雪崩で流されていたので幕営料金は徴収されなかった。雪崩が起きても責任は取れませんよ、って事かな。

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涸沢ヒュッテでシャベルを借りて(有料)2張り分の幕営スペースを整地後、設営。お隣さんのアルピニストさんに、前日の嵐でテントが2張り飛ばされたよ、と早速脅された。どうやら此処では一生一代のペグダウンをしなきゃならないようだ。ハヤトさんと一緒にストックも使いフルスペック・ペグダウン完了。一汗掻いて寛いでいると先程のアルプニストがやって来た。

” どうですかね、このペグ打ちは ” 

” 大丈夫じゃない?でも明日の朝、抜くの大変だよ、ムフフ ”

” ・・・ ”

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女性陣は昼寝タイム。ハヤトさんと僕は、こんな景色の前で寝るなんて勿体無い、ってな事で外で歓談。こんな場所に居ることが信じられない。ほんと気持ちいいなぁ、って事で話は尽きない。二人で結構長い時間話していた。

そうこうしていると我が嫁もaiaiも起きだしてきたので早めの晩飯を摂る事にする。

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我が家は乾燥系の食事。なんか芸がないなぁ。

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食後にaiaiがデザートを振舞ってくれた。いと旨し。山の上なのにちゃんと箸休め的な生姜と無花果の砂糖漬けも添えて出してくれる。aiai、本当に素敵な女(ひと)です。ご馳走様。

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心配していた風も吹かず今夜は大丈夫そう。上高地入りした時はどうなるかと思ったけど結果、予定通り(希望通り?)涸沢に立つことが出来た。お隣さん達に上行かないの?なんて揶揄われたけれども、それは来年まで取っておきます。

気温も下がってきた。この分じゃ-10℃近くまで下がるかな。亀のようにテントから顔を出して空を見上げると満天の夜空。まさに銀天。隣に目をやればホッタ家も夜空を眺めてる。あ、流れ星!、aiaiの声がした。僕も真似して空をぼーっと眺めていたら視界の片隅で星が流れた。僕は満足して亀の様にテントの中に顔を引っ込めた。明日もこの天気が続きますように。流れ星にお願いしたから大丈夫。きっと明日も晴天だ。

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こちらも参照

 

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Justgiving「ハイカーによる東北太平洋沖地震復興支援」

今、自分が出来る範囲で。一人より皆で集める元気玉。

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コメント

こんな素敵なカルテットにボテボテなんて似合いませんよ!!
楽しそうな様子が伝わってきます!!
しかし・・・
いや、言うまい言うまい・・・

涸沢オメデトウございます!!
一応、気にかけていましたが無事に到達!!
あの思いっきり雪崩れたデブリを見て色々考えた事と思います
けど人間、突っ込まなきゃいけない時ってのは必ずありますからね
最大限出来る限りの安全マージンをとって突っ込んだ結果だと思います
イヤ、良かった良かった

それとチュンレスさんのストックペグですが
次回があるのなら短くしたストックの中心部に細引き結んで
縦に差し込むのではなく横に寝かせて埋める方が
掘り出しも楽でテンションかかっても抜けにくいですよ

1日から入山の情報をツイッターで拝見してから心配だったんですが、1日も大幅に積雪しなかったようで安心しました。
さまんたさんと内容かぶりますが、本谷橋(橋ないけどw)あたりからヒュッテまでは見渡す限りデブリデブリで生きた心地がしなかったことでしょうw
ていうか場所によってはデブリの上歩きますからね(;´Д`)
ヒュッテののぼりが見えてからの登りの長さに辟易したことでしょうw
それゆえに、カールの底から眺めた穂高連峰の雄大さは、生涯決して忘れない事と思います。
無事涸沢到達おめでとうございます!

お疲れさまです。まだ続きますねー。
本格的な雪山には登った事が無いのですが楽しそうですね。危険度も増すと思いますが是非今年からは雪山にもの母体と思っています。

雪の涸沢おめでとうございます。
GWは涸沢に行きたいと思いつつ果たせなかったので
行ったつもりになって拝見させていただいてます。
おわんの底から穂高と星空を見上げるのが憧れなのでなんとも羨ましい~。
雪の上に幕を張ること未経験な私でして、大変参考になりました。
続きも楽しみにしています。

>サマンタさん、どうもです。

根が臆病なんで翌日の晴れを確信した時に
行かなきゃダメか、と不安になりました。
怖いのは天候よりも雪崩と地震ですよね。

ストックの使い方は来年に生かさせていただきます。


>みさわさん、どうもです。

行けました涸沢w 本当にツキが重なりましたね。
そうそう、デブリの上を歩きましたよw
あの塊をみて何故雪崩で骨折するのか理解しました。
来年は更に上に上がってみたいなぁ。


>96さん、どうもです。

雪山シーズンの最後を締めくくるにふさわしいハイキングでした。
シャン1持って雲取山に行ったのが去年のGW。
初めての幕営から1年。思えば遠くに来たもんだ、としみじみ思いましたよ。


>酔いどれさん、どうもです。

涸沢は複数で行けたので楽しかったです。
数日間、じっくり涸沢に腰据えて
奥穂~飲み~前穂~飲み、なんてプランはどうでしょうw
酔いどれさん的にあそこで飲む生はヤバいと思いますよ。

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