« 2011.0501.02.03 涸沢Strut (白骨温泉、徳沢、涸沢) 2 | トップページ | シルでポンチョな昼下がり。 »

2011年5月17日 (火)

2011.0501.02.03 涸沢Strut (白骨温泉、徳沢、涸沢) 3

ありがとう涸沢。そして、さよなら涸沢。

RIMG1955

RIMG1950

今回の装備の話を少々。まずはバックパック。嫁は何時ものGolite Jam2 Pack。僕は今回、冬装備と嫁との共同装備があるのでJam2ではなくGranite Gear Vapor (PCT) Trai。Jamの背面上部で背負うバックパックと違い、背面だけでなく腰にも負荷を分散させるタイプなので思いのほか軽く背負えた。それに冬歩きにはこれ位の容量がほしいなぁ。え、今年で廃盤?勿体無い。カタログ落ちする前に同じくGranite GearのVirgaでも買おうかな。

次に寝袋。嫁はWMのVersalite。僕はHiker's Depot Down Bagにダウン上下にグンゼのダウンソックス。MSR HubbaHubba HPの隙間風も何の其の、-10℃で僕は快眠でした。

着衣はFinetrack Floodrush Skin Mesh Tee + Patagonia Capilene2で上にARC'TERYX Squamish Hoody。3日間これで通した。今回初めて評罰の良いキャプ2を着てみたけど袖を通してみて直ぐ分かった。暖かくて涼しくて速乾。今回のハイク中に汗で濡れた記憶が全くない。以前、雪の雲取山~飛龍山を歩いた時の経験で汗を掻きすぎないレイヤリングの構築が急務だったけれども今回で結論が出てしまった。この組み合わせならどこまも歩ける。ハイク中にもハヤトさんに「キャプ2最高だわ」と何回言ったことか。今回買ったのは長袖だけど半袖も買おうかな。

以上。

RIMG1910

最終日。レンタカーの返却時間の関係もあり出発は朝6時の予定。それなので僕は朝の4時前には起床していた。外に出しっ放しのsunntoの温度計は-10℃を示している。無風。心配していた夜中も吹かれることは無く静かな涸沢だった。まだ薄暗い中、独りの時と同じ様にトランギアで湯を沸かす。手持ちのガスストーブは氷点下では全く使いものにならない事がわかったので今朝は最初から何時もの相棒トランギアを。アルコール量は3/4oz。トランギアの首に巻いたCFコイルにアルコールを少量垂らし火を付ける。何時と変わらず15秒程度で本燃焼に入った。ゴゴゴォー、という静かな燃焼音を早朝の涸沢に響かせる。頼もしい。こいつも大好きだ。すると隣からジッパーの開閉音がしてホッタ家のハヤトさんが顔をだした。

”おはようさん。昨夜は無風だったね。”

数分後、チタンリッドを数回カタカタと震わせると同時に燃料が切れた。自分の中での完璧な湯沸し。砂糖をたっぷりと入れた紅茶を啜りながらまだ暗い早朝の涸沢を眺めていた。

RIMG1915

向かいのハヤトさんはJetBoliで大量に、そして速攻で湯を沸かしテルモスに詰めている。効率の良い作業を眺めているとJetBoilが猛烈に欲しくなった。来年の冬はチタンのヤツでも買ってみようかな・・・

RIMG1922

テント内を整理していると嫁が起きて来たのでミルクティを淹れてやる。目覚めた所でテント内の片付けは嫁に任せて僕は表に出た。

RIMG1927

まずはペグの救出だ。同じく外に出てきたハヤトさんと一緒に作業を開始。昨日言われた様にカッチカチだ。

RIMG1929

X字の溝に沿ってチタンのピンペグで削る事、少々。

RIMG1930

はい、水揚げ。一本スコップで削ってて駄目にしてしまった。(一番右のやつ)

RIMG1932

6時過ぎ、予定通りテントの撤収を終える。涸沢での最後の仕事になるスコップの返却を済ませ準備を整える。

RIMG1949

涸沢ヒュッテ前で。いざ、東京。

RIMG1954

足元良し。

RIMG1952

誰もいない雪原。気持ち良い。

RIMG1956 RIMG1958 RIMG1963

ホッタ家も続く。雪も締まってスパイダーやマイクロスパイクがガシガシ効くので歩きやすい。

RIMG1961

涸沢を後にすると急に雲が架かってきた。天気が崩れてはイカン、との事で掛け下りてくるホッタ家。

RIMG1965

本谷橋を越えた辺りまで来るとトレイルの下の流れが出現。ここら辺のトレイルが一番怖かったかも。

RIMG1977

予定より30分も早く横尾に到着。みんな無事に下山。ここまで来ればもう心配は無い。トラブルも無く本当に良かった。少し飛ばしたのでややグロッキー気味のホッタ家。お疲れさん!あと少しだぜ。

RIMG1984

そして次の休憩ポイントの徳沢園でソフトクリーム&カレーライス。

RIMG1989 RIMG1986

猿の出迎えを受けて明神へ。流石にバテぎみの女性陣。

RIMG1991 RIMG1994

そしてバスターミナルに到着。

RIMG1997

ここまで無事に帰って来れたことが嬉しくもありこの旅の終焉を想い寂しくもあり、複雑な心境。でも皆の顔を見るとやり遂げた感一杯の良い笑顔。チームでの勝利を確信した瞬間だ。予定より1時間早い12時過ぎに着いたので帰りの温泉行きが決定。さぁ、土産でも買って帰るぜ、戦友。

RIMG2002

帰りは安曇村役場の近くにある地元の人気温泉「せせらぎの湯」で汗を流した。ここの湯はやや白濁はしているがトロりとした肌当たりの優しい湯。駐車場の車を見ても他県ナンバーは見当たらなかったので地元の人に愛されている温泉なのかな。ローカルな店員も客層も和気あいあいとしてて好感の持てる温泉だった。

温泉で疲れを癒し、東京へ向かう。時刻にして15時。東京まで5時間も掛かる車の運転よりも、あと5時間でこの旅が終わってしまう事の方に寂しさを覚えた。始まりがあれば終わりも来る。そして家に帰るまでが遠足だ。みんなが無事に家の玄関を潜るまでが僕の責任。さぁ、気を引き締めて行こう。

”じゃあ皆さん、東京に向かって帰りますよ”

行く前日までは最悪の天気予報。そして直前になって参加メンバーが怪我により急遽、来れなくなったりと不運続きで始まったこの旅。終わってみれば天気にも恵まれ旅の行程もカラフルでとても素晴らしい旅になった。

涸沢には一緒に行けなかったけれども今回の旅の殆どをコーディネートをしてくれたようよう夫婦。本当にありがとう。ようさん、僕等、やったよ。そして道中、こんばおいらに付き合ってくれたホッタ家のHayato&aiai,ありがとう。本当に影響を受けまくった3日間だった。また皆で行こうね。ありがとう。本当に楽しかったなぁ。

 

おしまい。

Flickr



~「せせらぎの湯」 入浴前の脱衣所にて~

” いやぁ、ハヤト。キャプ2は最高だな。”

” それ何回も聞きましたよw ”

” 3日間着っぱなし。その間も汗で濡れた記憶がないね。フィット感も完璧だし。さっ、温泉入ろうぜ。 ”

” ・・・あの、ジャキさん。背中の肩甲骨の辺にパタのロゴが来てますよ。それ後ろ前逆じゃないですかねw ”

” ( ゚д゚)ハッ ! ”

 

 

1300632571_2

--------------------------------------------------------------------

Justgiving「ハイカーによる東北太平洋沖地震復興支援」

今、自分が出来る範囲で。一人より皆で集める元気玉。

--------------------------------------------------------------------

« 2011.0501.02.03 涸沢Strut (白骨温泉、徳沢、涸沢) 2 | トップページ | シルでポンチョな昼下がり。 »

北アルプス」カテゴリの記事

山(複数)」カテゴリの記事

コメント

涸沢の朝、気持ちよかったでしょう?モルゲンロートも綺麗に染まってますね。
そして下り、涸沢から横尾までは名残惜しさと心地よさで楽チンですが…
そこから先は…地獄の苦行ですよね('A`)
明神あたりからはもう気力の勝負といった感じだったことでしょうw
お疲れさまでした!!

そして…表裏逆…www
失礼ながら吹きました(;´Д`)

いいですね~涸沢。。。行ってみたいなぁ。
私はいつまでたっても近場の低山を抜け出せません。。
気合が足りませんね。。。
暫く停滞気味だったので今年はほどほどに気合入れて頑張ります!
しかし、うちの嫁はJamなんて背負えないだろうなぁ。。
これからも寄らせていただきまーす。

はぁ~、遂に完結ですか。
読んでいるだけでもワクワクドキドキだったので、
実際行けたら・・・とは思わないようにします。

でも行きたかった~っ!

またラグジュラリーヴィーグル借りて行きましょう!!

やっぱりいいですな~、涸沢の朝も。
雪が無くなったら必ず行くと決めましたよ。

前後逆でも3日間快適なキャプ2・・・
正しく着れば1週間は楽勝ですね。
持っててよかった。

>みさわさん、どうもです。

最高に気持よかったです。
夏とはまた違う良さがありました。
ひんやりとした高地の空気感を今でも思い出しますよ。
それに無風だったので全くと言っていいほど寒さを感じませんでした。
またあの場所に戻ってのんびりしたいなぁ。
来年は是非、涸沢で。

>watashiさん、どうもです。

私もいつもの低山が良いトレーニングになってました。
低山ハイカーは森林限界下の退屈なトレイルに慣れてるので
展望がきく景色が良ければ幾らでも歩けますよ、多分w

ようさん、どうもです。

ようさんも調子良くなってきたみたいだから
まずは日帰り合同ハイクでも企画しますか。
そしてその帰りに皆で美味しいお酒でも。
その時に今回の涸沢ハイクの思い出話をライブでじっくり聞きかせますよw
 

>酔いどれさん、どうもです。

僕も今度は秋の涸沢行きたいです。
あ、その前に燕ですね。
その時は吉祥寺で燕の座学をお願いしますねw

キャプ2最高ですよ。フィット感も本当に完璧ですw
短パン用に黒キャプ2タイツでも買おうかな。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1371618/39965240

この記事へのトラックバック一覧です: 2011.0501.02.03 涸沢Strut (白骨温泉、徳沢、涸沢) 3:

« 2011.0501.02.03 涸沢Strut (白骨温泉、徳沢、涸沢) 2 | トップページ | シルでポンチョな昼下がり。 »

フォト

最近のトラックバック

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ