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2011年7月19日 (火)

2011.7.16.17 八ヶ岳 (赤岳鉱泉~硫黄岳)1

南八ヶ岳の硫黄岳ハイク。1日目、美濃戸口から赤岳鉱泉へ。

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去年の梅雨明け一発目のハイキングは八ヶ岳。そして今年も特に意識したわけじゃないけれど同じようなタイミングで八ヶ岳に1泊2日で行ってきました。目的としてはウチの嫁に硫黄岳から横岳、赤岳と続く標高の高い山の稜線を見せたかった事と(僕も見たことないんだけどね)冬になったら雪の硫黄岳に挑戦したいと思っているのでその下調べも兼ねて。

 

1日目。あずさに乗らないと乗り換えが多くて苦労するのが鈍行列車の旅。三鷹から4時間近く掛けて茅野駅に到着。バスを待つ長い行列に並び10:25発の美濃戸口行きのバスに乗り込んだ。バス待ちの時、隣で並んでいた女性のハイカーの方とちょっとしたキッカケで嫁と会話が弾み、座る事の出来ない満員の車内でも楽しく過ごさせてもらいました。どうやら彼女は仲間と来る予定だったところに一人だけ寝坊してしまった、との事で 「これから先行している仲間を追っかけます」 と言っていた。「今夜は赤岳展望荘に泊まります。行けるかな・・・」。美濃戸口に到着して先を急ぐ彼女と別れた。気を付けてね。いかにも速そうなスタイルだったので先行しているお仲間さんにも直ぐに追いつくでしょう。まだどこかで。Happy Trail!!!

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美濃戸口からは2時間近くの林道歩きが待っている。歩いていると時折、というか結構な確率で車が通過していく。歩いているハイカーに気を使ってくれて皆さん徐行してくれるんだけど流石に乾燥した時期には舞い上がる砂埃が酷く流石に閉口した。そして問題がもう一つ。この林道、この時期はアブの虫影が濃く、ハイカーは一人10匹以上引き連れて歩かなきゃならないのがノルマのような感じで、こちらにも閉口した。

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アブの襲来を躱しつつ美濃戸山荘に到着。名物のソフトアイスを食べて水の補給をさせてもらった。ここの湧き水が冷たく大変に美味しくてその後も何度か嫁と話題になった。

アブを避けつつ山荘奥のベンチに座り、先日、ホタルハイクに行った時に友人バダさんから教えてもらったパーフェクト・ポーション”Buzz Off”をスプレー。

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このオイル、強力な虫除けではないけれども一応、噴霧しておけばアブが身体に止まってきても匂いを嫌がり離れていく感じ?がしたような気が・・・。嫁はスキンズの上から噴霧しておいたのが効果的だったのか一箇所も刺されずに済んでいた。因みに僕は素足に噴霧して3箇所喰われた。繊維の上に噴霧しておけば少 しはBuzzOffオイルをキープしてくれてるのかな?まぁ、色々と調べても決定打はなさそうなので今後も色々と試してみようと思います。虫除けとしてのエアーサロンパスとかね。

この林道は原生林ばかりで樹皮と葉を見ているだけでも楽しい。植林の多い東京周辺の山域に慣れているのでネイティブな樹木に興奮を覚えた。今回、樹皮ハンドブックを東京に置いて来た事を少し後悔した。

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コレでもか、と言うくらい天気が良い。湿度も低く時折流れるそよ風も心地良い。これでアブが居なければ最高なんですけどね。

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堰堤広場に到着すれば長い林道歩きはおしまい。心地良いトレイルが待っている。ダケカンバの林。沢沿いの涼しいトレイル。綺麗に整備された木道や木橋・・・

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赤岳鉱泉までのトレイルがこんなに素晴らしいとは知らなかった。傾斜も無く緩やかに標高を上げていく。途中、横岳の展望が開けている場所があって盛り上がる。

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コースタイム通り、3時間の木漏れ日ハイキングで今回の硫黄岳アタックのベースキャンプ地「赤岳鉱泉」に到着。

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受付を済ませて幕営適地を探しに行く。さすが梅雨明け最初の3連休。良いフラットは殆どテントが張られているけど何とかフラットを探し出して設営に取り掛かった。

今回の幕はAntiGravityGearのTarpTent

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タープ型のワンポールシェルターという中途半端な感じが寿命を早めたのか既に廃盤なモデル。庭では数回張った事あるけど実戦で張るのは今回が初めて。庭で張った時のハーフピラミッド型でフルクローズドにはならない張り姿を嫁が目ざとく覚えていて”外から見られたりしないの?”とツッコミを入れてきた。僕は”蚊帳が付いているから外からはそんなに見えないよ” と説得して(騙して?)コイツを持ってきた。

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両サイドとセンターにリフターがあるので棒切れには困らない森の中なら使い勝手が良いと思う。ただ意外とスペースが必要かな。

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アメリカ人だと一人用なんだと思うけど小柄な日本人のペアなら十分に寝れる広さがありました。ただヘッドクリアランスが支柱にしているポール周辺しかないので中に居る時は横になっているかポールの脇で座るか、のどっちかしかない。やはり一人様に出来てるんですかね。あとダブつく位大きなバグネットが付いているのはコレはコレで使い勝手が大変によろしい。

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設営が終わり赤岳鉱泉の母屋に向かった。ランチは赤岳鉱泉で食べる事にしたので軽食スタンドに向かった。見た感じだと生ビールや冷やしトマトなどが人気メニューに見受けられたけど、ここのキラーフードは6種類の中から選べるカレーライス。カレーライスだけで6種類、ですよ。何か食堂としての方向性が変わったところに向いている感じに好感を持ちました。せっかく赤岳鉱泉居行ったのなら全種類制覇してみてはいかがでしょうか。別にスタンプラリーとかやってる訳ではないですけど。

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結局、僕等がチョイスしたのはインドカレーとラーメン。はい、冒険しませんでしたw

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食後に施設の探索を終えてからタープテントに戻りお茶を入れる。今回はミニトラセットではなくてSP450とジャキストーブの組み合わせ。

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お茶を飲んでいると嫁が頭痛の発症を伝えてきた。ここは約標高2200m。”高山病かな?”でも涸沢ヒュッテとほぼ同じ標高なので多分違うと思うんだけど。でも、こう行った時は横になるのが一番良い。それに前日までの疲れもあるんだろうか。辛そうに嫁がタープテントに戻って行った。明日には治ってると良いけどなぁ。 

嫁が寝てから僕は一人でお茶を飲みながら外で本を読み19時位まで寛いで過ごした。暗くなり活字を目で追えなくなったので本を閉じてタープテントに戻ろうと立ち上がると西の空がオレンジに染まっていた。夏の夕暮れを感じて少しだけ開放感に浸った。

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結局、嫁は朝まで起きてこなかった。

 

 

2日目に続く。

 

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コメント

どもです。Buzz offの虫除けは肌に優しい系なので少し弱いかも。でも汗かいたときにプシューとやると気分爽快だったりするのでオススメです。テン場なら蚊取り線香が王道ですかね。

夫婦ハイクでオープンな宿泊所ですか~。
誤魔化しながらとはいえ、それを許してくれる奥様の度量の深さに感服。
我が家では間違いなく即却下となることでしょう。。

赤岳鉱泉もさすがの混雑っぷりだったようですね。
オーレン小屋も16日が混雑ピークと言っていましたし。

夫婦ハイクと言うかファミリーハイクでは
専ら歩荷要員のさまんたです、こんばんは~

我が家の場合、ファミリーテント泊なんかやったら
どれだけ担がなくてはいけないかと思うと
中々言い出せないのが現状であります・・・

赤岳鉱泉は通り過ぎるだけだったのですが
この展望なら良いですね~
お天気にも恵まれ・・・

奥様ですが高度障害の頭痛等は
その日の体調や睡眠時間でも変わりますし
一般的には寝るより座る等してゆっくりするのが良いようです
今回だけなら良いですね

バダさん、どうもです。

ByzzOffは香りが良いですね。いわゆる良い匂いではないんだけど
ピリっとしたフックのある匂い。
まぁ、完璧な防虫対策は今のところなさそうなのでコレとハッカ油で行きますよ。
教えてくれてありがとね。

蚊取り線香ってあの極太の赤いプロ仕様の線香ですか。
今度買ってみんなでシェアします?
http://amzn.to/pT4Uru

ようさん、どうもです。

タープテントはハバハバHPの半分以下の重さなんですよ。
3シーズンで稜線ではなく森の中で張るときはコレで行きます。

赤岳鉱泉のオープンなテン場混雑してたので奥の森で設営しました。
森の中のフラットは少ないので比較的空いてましたよ。
よいテン場でした。
次回行く時は雪の赤岳鉱泉か・・・。

サマンタさん、どうもです。

僕も嫁の荷物を少し担いであげてますよ。少しだけw

>寝るより座る等してゆっくりするのが良いようです
そうなんですか。
頭痛の原因は未だによく分からないんですけど
前日までの仕事の疲れもあったかもしれないですね。
翌朝にはケロッとしてました。

今後はそこら辺の対処法も頭に入れとかなきゃ、ですね。
アドバイスありがとう。

夫婦hiker いいですね。
昔嫁を連れて丹沢を歩いたのですが「これのどこがハイキングか!」と怒鳴られてからは一緒に歩いてないです。
ところで、自作のザック。カッコいいですよ!

yoshiさん、どうもです。

夫婦ハイクの時は一人で歩く時と違い
頭を切り替えて嫁の接待に徹してます。
上手く誘って(騙して?)もう一度歩いてみては?
共同装備、と称して山道具も買いやすいですよw

RawWay背負ってのハイキングは3回目ですけど未だ綻びなしです。
思ったより丈夫なのでお盆休みの北アルプスもRayWayで行っちゃおうかな。

こんにちわ。初コメです。来週、テン泊するので行者小屋か赤岳鉱泉か迷っています。
何時くらいにテン場ついたのでしょうか~~~。どれくらいの混みだったかとか
教えていただけたら目安になるので、幸いです。

rocoさん、はじめまして。

赤岳鉱泉には15時前に着きました。
たいした上りもないのでコースタイム通りに行けると思います。
赤岳鉱泉のテン場は奥行きがあるので仮に混雑していても
森の中に入れば張る所は沢山あるので大丈夫だと思いますよ。
あと行者小屋には行った事がないので分からないです。

では、アブ等の虫対策を万全にして行ってくださいね。

とぉっても参考になりました!
ありがとうございます♪

どうも、初日朝のバスで一緒になりました〜。ご夫婦との会話、楽しいひとときをありがとうございました。
寝坊してちょっと沈んでた心も、おかげ様で回復^^

天気に恵まれた2日間でしたね!

初日、先行する仲間には、あっという間に追いつきました。赤岳山荘と美濃戸山荘の間。私ってなんて駿足!!・・・と思いきや、仲間は、美濃戸口までの車の運転で道に迷い、時間をくってしまったらしい。。私にとってはラッキーでしたが。^^

そんなみーんな遅れてのスタートだったので、赤岳天望荘に着いたのは17時でした。危ない危ない。。おこられちゃいますね。
地蔵尾根は大変な箇所(くさり・岩々・・・)も続々とあらわれ、どうなることやらヒヤヒヤしましたがなんとか。

そうそう、今回半袖ハーパンスタイルで登りましたが、涼しいし開放感たっぷりで軽快だった一方で、アブの恰好の的になるのと、火傷かと思う程の日焼けが難点でした。涼しくって、虫さされや日焼けも防げるそんな良いスタイルは無いものか。。そんな反省点も含め、8月の北アルプスに向けてよい予行練習になりました。

バスで話題にのぼっていた自作ザックは、時間と丹念さが必要そうなので、8月は既製品で我慢して(笑)、時間をみつけてゆっくり製作してみようと思います♪とりあえずキットだけ注文しようかな・・・。

長くなりました。
今後のブログも楽しく拝見させていただきますー!またどこかの山で!

mykkwsさん、いらっしゃいw

いやいやコチラこそ。
嫁とも歩きながら”合流出来たかな?””まだ歩いてるんじゃないのかな?”など
時折、話題にしてましたよ。
そして赤岳展望荘に17時着ですか。怒られずに済んだようで良かったですw
暗くなったら赤岳鉱泉から赤岳展望荘の灯が見えてたなぁ。

それにしてもアブは酷かったですね
僕も虫除けと途中からアームウォーマーとニーウォーマーで対応してました。
これ上げ下げして調節できるのでオススメです。
http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/list.cgi?kbn=2&brand_cd=18&act_cd=5&ctgr_cd=76

バックパック等、質問あったらこのブログにアドレス載せてるのでメール下さいな。

お盆は北アルプスの何処かでニアミスしましょうw
では、またどこかの山で!

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