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2011年10月10日 (月)

2011.0923.24.25 秋の湯けむりハイキング in 八ヶ岳 1 (渋ノ湯~赤岳)

渋ノ湯駐車場にて。

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高尾山駅でomahd/アキラの車にピックアップしてもらい中央道を目指す。途中でスーパーマーケットに立ち寄り食料調達&朝マック。行き先は八ヶ岳エリア、と前日のメールのやり取りで決めてはいたけれども行程を全く決めていなかった。しかし僕の要望はある程度伝えていたのでそれにアキラさんがあわせてくれた格好になった。僕の要望は「赤岳に登りたい」と「温泉に入りたい」の2つ。赤岳はいいとして、八ヶ岳で温泉といえば本沢温泉しかない。意外に思うかもしれないけど実は八ヶ岳に湯宿はあれど、殆どが鉱泉なのだ。wikipediaによると、

地表の気温より著しく温度の高い(日本の温泉法では25度以上)湧水を温泉、それ未満の温度の湧水を鉱泉(冷鉱泉)とよんで、常用水と区別される。

そして地図を眺めれば八ヶ岳の湯宿は殆どが鉱泉。温泉といえば本沢温泉の1軒のみなのだ。初日の宿が決まれば行程も自ずと決まってくる。今回は渋の湯を起点にして南八ヶ岳を狙うことになった。

 

渋の湯の駐車場に車を止めて早速トレイルに繰り出す。目指すは黒百合ヒュッテ。実は今年の3月にアキラさんと天狗岳にスノーハイクの予定を立てたんだけど3.11の震災でキャンセルにしていたのだ。あれから半年。色々な事を思いながら苔生したトレイルを往く。

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今冬のスノーハイクの下見も兼ねているので景色や傾斜等を頭に入れながら歩く。先日の台風で水没したであろう苔生したトレイルの玉石がスリッピーで歩きにくい。転びたくない一心で歩くので神経的にも結構疲れる。Leeも何度か後ろ足をスリップしながら歩いていた。

黒百合ヒュッテ到着。ここに来て初めてハイカーに出合う。それにしても人気が無い。先日の台風の影響かな?セイシェルを持って来なかったので沢の水を汲む事が出来ずに300円出してミネラルウォーターのボトルを2本購入。

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黒百合ヒュッテで休憩後、中山峠を越えて天狗岳を目指す。

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天狗岳を目指して歩いていると雲行きが怪しくなってきた。予報は晴れだったはずなんだけど・・・。黒百合ヒュッテも霧の中に入ってしまった。

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登山客と殆ど会わなかったので天狗岳は貸切だ!と思っていたのもつかの間、何処からとも無く人が集まってきた。3連休だもんね。そりゃそうだ。

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天狗岳山頂での人の多さには閉口。ガスっているので展望も広がらず。残念。西天狗岳に後ろ髪引かれながらも天狗岳を後にする。

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この時はガスっていて展望もなく淡々と通り過ぎたけど、このセクションのトレイルの素晴らしさは最終日に気付かされることになる。

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根石岳を過ぎた辺りのフラットな稜線。白砂のトレイル。八ヶ岳の中でも少し変わった雰囲気がよい。本沢温泉はここから別れる白砂新道を行くのが近道だけど、根石岳と蓑冠山を越えた夏沢峠から本沢温泉に下ることにした。

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しかし、途中あまりにも霧が濃く視界が全く効かないので根石山荘に立ち寄る事にした。霧の中にぼんやりと浮かぶシルエットを頼りに山荘へ到着。

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根石山荘で霧晴れを待ちつつ、休憩を取っていると霧が晴れてきたので根石山荘を後にする。

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夏沢峠を東に下る事、30分。本沢温泉ほんざわおんせん)到着。夏沢峠から400m近く標高を下げなきゃならないのがちょっと残念。ちょっとだけね。

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受付で確認を取ると宿泊者が多いので幕営の方は内湯の提供は無理。露天風呂『雲上の湯』なら入れます、と言われた。寒かったので内湯に浸かりたかったのに・・・。まぁ、露天風呂でも浸かれるだけでもありがたいんだけどね。

雲上の湯の入浴料を支払い幕営指定地に向かう。たまにあるけど幕営指定地のガラスの破片って何なんですかね。ワンカップですか?良さげなフラットにはガラスの破片が散乱しててとてもじゃないけど張れる気はしない。それにこちとらグランドシートはキマツシートだ。幸い、指定地の最奥に2人分張れるスペースを確保して何とか今日の荷を解くことが出来た。

今回は出発前に縫製してきた自作の『Jaki "Tan" Tarp』。この名前は僕の敬愛するジャズドラマーのJeff "Tain" Wattsの響きから頂戴した。サイズは5.5×9。171cmの僕が真っ直ぐ横になれるサイズ。実戦初投入です。

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相棒のアキラはいつものLocus Gear Khufu Cuben。相変わらずかっこいい。見る度に本気でオーダーしようといつも思う。ん?手前でLeeが何か食べてるなw

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今日の晩飯。準備不足で家にあるものを適当に。

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風呂上りにはサラミを肴にワインを飲むつもり。下準備でサラミのビニールを剥いておこう。

ん?何だい、君は。さっき晩御飯貰ってただろ。前足折り込んだ姿でそんな顔しても君にあげれるエサはないよ。

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山小屋の食事時間に合わせれば露天風呂も空いているだろうから18時になったら浸かりに行こう、と約束してお互いの幕に潜り込んだ。

ジャキさん、時間だよ。風呂に行こう。

アキラに起こされたけど雨が降ってきたので30分ほど様子を見てたら小ぶりになったので露天風呂に向かった。もちろんLeeはクフ・キューベンの中でお留守番。頼むぜ、Lee。食料を漁りに熊でも来たら追い返してくれよ。

ヘッデンを頼りに傘をさしながら雨のトレイルを10分ほど登ると渓谷に出る。その脇にある小さな露天風呂が雲上の湯。

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雨だから貸切だね、なんて話してたら先客が4人も浸かってる!少し待っていたけど出る気配が無い。スペース的に6人までは入れそうなので声を掛けてから入浴させてもらうことにした。気温も下がって0℃前後なので裸になるとむちゃくちゃ寒い。生命の危機を感じるくらい、寒いw 湯船に浸かると同時に先客の2人が上がっていった。

ヌルっ。え、何?

お湯がヌルいぞ。寒すぎるのか?一応体温よりも温かいけどほぼ同温?湯船の中で動くと寒い。アゴまで浸かってから首まで上げると濡れた首が激寒だ。寒っ!といってまたアゴまで浸かる。やばい、これは湯船から上がれなくなるパターンだぞ。隣の夫婦(混浴!ですぜ)も出るに出れないようだ。帰れない二人。覚悟を決めた亭主が先に上がる。残された奥様(推定60歳位)が口を開いた。

見たくないだろうからお兄さんたち、下向いててね。

夫婦が居なくなったので入浴写真を撮ろうと思ったけどまた入浴者が下りてきたので写真は諦めた。もうそろそろ僕らも上がる時間だ。覚悟を決めて少し離れた脱衣場に一気に駆け上がる。寒ぃ。激寒ぃ。ヌルいお湯な上に風まで吹いてきやがった。ひゃっほひゃっほ言いながら電撃で着替えを決める。砂が付いていようがお構いなしに靴下を履いて幕営指定地に逃げ帰った。どの季節が入浴頃なんだろね、でもその時は激混みだね、なんて二人で話しながらベストシーズンに再チャレンジすることを誓った。こんな冷たい雨にも関わらずに帰り道も数組の入浴者にすれ違った。

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幕営指定地に戻ると真っ暗な中に2つの光る目がこちらを見ている。Leeだ。なんでお前が俺のタープの中にいるんだ?尻尾を振りながら飛び出してきて僕の顔を舐める息の、肉の脂の匂いを僕は嗅ぎ逃さなかった。タープの中を見るとジップロックに入れたサラミが消えているじゃないか!熊から食料を守るんだぞ、って言ったじゃないか。お前が喰ってどうするんだよ、と言う間もなくLeeは笑顔でアキラの方に走って行った。

そういえば・・・

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サラミをカットしてる時から狙ってたんだ!恐るべし山シャチ。

仕方が無いのでソイジョイをつまみにワインを飲んだ。意外とワインと合ったのでサラミの件は貸しにしといてやるぜ、Lee。

あんなにヌルいだ、何だ、と文句を言ってた『雲上の湯』だけど上がってみたら体が結構温まったみたい。全然寒くない。雨の匂いを嗅ぎながら湯上りワインを少し飲んだところで酔いが心地よく周り、気が付けば寝袋に包まって眠りに落ちていた。

その2へ。

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