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2011年11月 8日 (火)

2011.1009.10 Evening hike in 奥多摩 石尾根 1

久々のソロハイク。奥多摩山上集落の一つ、峰集落にて。

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昔は孤高のソロハイカーだったのに・・・

僕の知ってるジャキさんは、もっと、なんか、こう・・・

最近は歩かないでミシンばっかですか?

 

三鷹のお店で会うお客さんや友達などの声に耳が痛くなってきた訳ではないけども、行ってきました、奥多摩に。もちろん、一人ですよ。
まぁ、色々と有るわけですよ。たまたま複数で歩く機会が増えて来たけど、一人でのんびり歩くのも嫌いじゃないんでね。友人たちと連れ立って歩くと、僕も結構歩けるんだぞ、って張り切って疲れちゃうんだけど、今回は一人ですよ。のんびり石尾根を登り、日が暮れたら旨いもの作って食べて。アルコールが回って気持ち良くなったらタープでゴロリとごろ寝する。ユルいし、旨いし、最高じゃないですか。

明日は駅前のスーパーが開く頃に家を出て、食料を買い出してから山に行こう。集合時間もなにも無い。のんびりとね。

 

土曜昼前の下り列車の車内はのんびりとしてて気持ちがいい。バックパックを背負っている奴なんて一人もいない。いや、小さなバックパックを背負っている初老の夫婦がいるね。高尾山に行くのかな?予測通り初老の夫婦は立川駅で降りて行ったけど僕はそのまま青梅駅まで向う。僕は青梅駅から奥多摩行きの列車に乗り換えて更に奥へ奥へと進むのだ。

昼過ぎに奥多摩駅に到着。ここから奥多摩湖方面のバスに乗り換えて峰谷を目指す。石尾根に取り付くなら日の当たる明るい南尾根がいい。「Sunny Side Of The Trail」だ。しかし僕は峰谷の集落でバスを降り、日の当たらない暗い尾根道に取り付いた。今回僕が選んだ尾根道は赤指尾根。峰谷からだと明るい浅間尾根から石尾根に取り付く人が多いと思うけれど僕は石尾根に繋がるメジャー南尾根の全踏破(大げさなw)を目指してるので今までに歩いた事のない赤指尾根を選んだ。実はこの赤指尾根、2007年の秋に皇太子殿下が雲取山に登られた際に使われたという由緒正しき登山道。つまりロイヤルトレイルなのだ。これはもう歩かない手はない。僕は明るい浅間尾根には目もくれず赤指尾根を目指して民家の裏庭に足を踏み入れた。

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峰谷の奥の山肌に張り付くように峰集落はある(川苔山方面にある廃村の峰集落とは別)。他の地域にある山上集落と同じく水が豊富に流れている村だ。目抜き通りの脇の至るところから水が湧き出している。村が発生する場所の理由の一つに水の問題がある。水が豊富な所には人が集まる。峰集落と峰谷を挟んだ向かい側にある浅間尾根の取り付きのある奥集落も水が豊富な村だった。(写真は峰集落から眺めた奥集落)

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奥集落から比べると古い家屋も少なく、アルミサッシの家がほとんどなので少し拍子抜け。奥集落には屋根裏に蚕棚を持つ古い家屋が結構あって楽しめるんだけどね。しかし家屋が新しい分、奥集落よりも活気はあるし村の規模も大きい。村人の平均年令もこちらの方が若い様な気がした。奥集落は5年後も存続しているか気になるほど高齢の方が多く見受けられたのとは対照的に僕と同年代の方ともすれ違ったり、三輪車(オート三輪では、ない)も庭先に置いてあったりと生活の臭い溢れる家屋も見受けられた。皇太子殿下が赤指尾根をお選びになられたのは山上の市井を知る為に峰集落を通過し赤指尾根を選んだのではないだろうか。ひとりそんな事を勝手に思いながら村の奥へと歩みを進めた。

村の目貫通りを進んでみても登山口が見当たらない。途中、農作業中の村人に七ツ石山への取り付きを聞いてみる事にした。

「で、お兄さん、どこまで行くの?」

鷹ノ巣山まで何ですけど。

「もう14時超えてるぞ、大丈夫かえ?まぁ、お兄さん歩き慣れてるみたいだから大丈夫か。鷹ノ巣の手前に小屋があるから暗くなったら無理せずそこで休むと良いよ。」

ありがとうございます。

おじいさんの言われたとおりに進むと赤指尾根への取り付きを発見した。途中にかなり作業道等のトラップが仕掛けられてたから聞いておいて良かったわ。僕は靴紐を結び直し、踏み跡の無い荒れ果てた森の裂け目に足を踏み入れた。

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植林のトレイルをスイッチバックで登り抜けると原生林が残る赤指尾根に取り付く。ロイヤルトレイルといえども標識などは殆ど無く、踏み跡も少ない。気を抜くと直ぐにトレイルをロストしてしまう。しかし尾根のてっぺんに向かって歩いてるといつの間にかトレイルに出会い、そしてまたロストする。以前に受けた読図講習で学んだ経験と1/25000の地図とコンパスでトレイルから外れても不安にならない。真っ直ぐな素直な尾根の登りなら自信を持って進んでいける。そんな事を数回繰り返していると好ましい原生林の赤指尾根の上に乗っかった。

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流石に紅葉には1ヶ月早いかな。

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長く地味な尾根道に飽きが来る頃に石尾根の巻き道に出会う。そのまま登れば千本ツツジ。

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千本ツツジから眺める高丸山と鷹ノ巣山。それにしても昼間のポカポカ陽気と違い一気に冷えてきた。それに大分曇ってきちゃったなぁ。夜になったら星を見れるかな?

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指先が寒いので手袋を装着。この時、気温3度。やはり素手だとちょっと寒いね。

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今回は自作のサコッシュドリンクホルダーバックパックタープを持ってきた。あとはシュラフとアウター作れば目標達成かな。

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17時30分。鷹ノ巣山の避難小屋は既に大人数人がテーブルを占領し宴会場と化していた。やむを得ず、その喧騒を避ける為に僕はもう少し奥に歩いて登った所で荷を解いた。

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Jaki "Tan"Tarpを張り、紅茶を淹れて一息付いた。。最近は紅茶がお気に入り。砂糖をたっぷり入れた紅茶を2杯飲んで寛いだ。

今回もAntigravity Gearのアルミ製ストーブ「Katahdin Stove」にTrangia Mini Setのアルミ鍋、Trail Designsの「Vari-Vent Windscreen」(コイツは優れもの!)。3種のアルミ器具。この組み合わせも僕の最近のお気に入り。My Favorite Things!

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紅茶で一先ず体が温まったので今度は葡萄酒を飲みながらディナーの支度に取り掛かる。駅前のスーパーで購入した高級食材を自作のJaki Cozyから取り出し目の前に並べて準備完了。

これからが本日のメインテーマ。「秋のグルメハイク」の始まりなのだ。

 

James Booker - On the Sunny Side of the Trail Street


続く。

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コメント

中央線ハイカーとしてはやはり奥多摩は基本ですね、基本。
そういえば赤指尾根は登ったことないですね、いつも浅間尾根ばっかり。

>あとはシュラフとアウター作れば目標達成かな。
そんな壮大な目標があったのですね!!
自分の作った道具を持って、休日にのんびりソロハイク…
さいこうですね〜。

「秋のグルメハイク」楽しみです。じゅるり。

いいなー。私も最近1人で奥多摩をフラフラ歩きたい欲がかなり強いので楽しく読ませて頂きました。行った気にならせて頂いてちょっと満足(・∀・)

タープとグランドシートはサバイバルブランケットですか?
スゴイ。私には絶対無理だ~!寒そうです・・・Σ(゚д゚lll)

良いですね。歩きたくなりました…(笑)

週末はれたらここに泊まりに行こうかと思っています。
僕もメインのクッカーがミニトランギアになりつつあります。
いつかのすき焼きを目指して‼

ようようさん、どうもです。

オクタメン・イズ・バックですよw
久々の奥多摩でした。
やはり良いですね。また雪が付いたら楽しめそうですよね。
その時は是非w

booさん、どうもです。

そういった野望があったんです。
プリマロフトの化繊ジャケットは次回製作予定ですよ。
食材を沢山運ぶ為のULですよ。
装備が軽くなった分、旨いものを運ぶ、これです。

sabletさん、どうもです。

奥多摩一人歩きですか。
こっそりと良い場所教えますよw

グランドシートはサバイバルブランケットです。
最初は不安ありましたけど、慣れですね。
今は全く気になりません。
雪の上じゃなければそんなに寒くないですよ。
もし軽いシートがきになるならタイベックのシートは良いですよ。
サバイバルブランケットなんかより全然安心感ありますから。

Kabuさん、どうもです。

良いでしょ、ってまだ導入部ですよw
今回も熊鈴代わりにブルースハープ持ち出しました。
ルイジアナ・スタイルの1stポジションでBlow決めてきましたよ。

96さん、どうもです。

代々木で手に入れたシャン1持ってですか?

この時期、冷たい隙間風が気になるようだったら
腕くらいの太さの木で隙間囲っちゃうと良いですよ。
あと落ち葉が大量に有れば隙間を落葉で埋めても良いですし。
今度良かったらAフレームのポールリンクコンバーター使ってみて下さい。
Aフレームだと土間が広くなりますよw

なるほど、落ち葉ですね。やってみます‼

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