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2012年12月29日 (土)

2012.0812.13.14.15 北アルプス、雲ノ平ハイク その2

雲ノ平は雲の中。

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まだ暗い内に目が覚めた。時計を見て朝が近い事を確認する。フロアレスシェルターの隙間から湿気を含んだ空気が入ってきた。急いでここを出よう、雨が降る前に。隣で寝ている嫁を起こして湯を沸かした。コーヒーとスナックバーでの簡単な朝食を済ませた後、まだ薄暗い薬師峠キャンプ場を後にした。嫁には薬師峠を発つ時に雨具を着させたけれども自分は雨具を着なかった。いざ歩きだしてみると早速、気温の低さに雨具を着なかった事に後悔した。そして太郎平に着く頃には早速雨がパラつき始めて・・・

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周りを見渡しても短パン姿のハイカーは皆無で皆雨具を着込んでいた。流石に短パン半袖は寒かったのでアームウォーマー(本当はニーウォーマー)を膝に回して雨具の上着だけを着た。今回は装備を削ってきたので実験もかねてウインドシャツやウールタイツを持参しなかった。それぞれ雨具の上着とアームウォーマー兼用でニーウォーマーで代用する。もちろんシューズは非ゴアのトレランシューズなので防水靴下を履いてきた。

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風が吹かなければアンブレラ・ハイクで。

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薬師沢小屋までは谷間を通るトレイル。雨は降ったり止んだり。湿り気のある涼しい空気。何だろね、この心地よい匂い。最高ですね。

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薬師沢小屋に着く直前に土砂降りに見舞われたので傘を畳み雨具のパンツも着込んだ。

小屋たどり着くと同時にドカ雨にやられた。軒先で小降りになるまで雨宿りさせてもらった。北アルプス、この季節でも停滞すると流石に寒い。

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軒先での長居は迷惑なので小降りになったのを見計らい吊り橋を渡る。

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対岸に渡るといきなりの急登が待っている。ここから雲ノ平の核心部に入る。今回の工程での一番タフな急登セクションを雨降りで向かえるとは。予想していた事だけども流石に気が滅入る。なあに2時間ちょっと我慢すれば雲ノ平だ。たぶんそこは雨雲の上にドンっと突き出した楽園が待ってるのだよ、と嫁を騙しつつ無言で登る。登る。

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コースタイム2:10の所を3時間程度掛けながら雲ノ平へと続く木道の末端に乗る事ができた。

青空どこー?

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楽園なのかミストサウナなのか。とにかく僕らは雲ノ平の一端に取り付いた訳だ。

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雨のハイキングって意外と手が冷える。そんなあなたにMLDeVent RainMitts。シーム処理が汚い、とか言わないで下さい。これメチャメチャ便利ですよ。ストック使うときは表に、使わない時は袖の中に入れて。

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恐竜とか居そう。

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雲ノ平山荘はまだか。雨強くなってきたぜ。

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土砂降りの中、雲ノ平山荘に到着すると明らかにテン泊装備の連中が列を成して素泊まりを申し込んでいた。お、お前ら、テントで頑張ろうぜ・・・

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ウチの嫁と話しても”テントが良い”との事なのでハイカーを掻き分け食堂へ。昼飯のうどんを食べて幕営指定地に向かわなきゃ。暖かいし旨いしJazz流れてるし。あぁ、表に出たくないす。

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実際表に出てみると雨が止んでいた。雨の中の設営は勘弁なので急いでテン場に向かう。

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流石にお盆休み。雨とはいえこの張りっぷり。

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夜中の雨に備えて水はけの良く窪地でプールにならない所を念入りに探す。みんな窪地や沢の脇など結構ヤバい所に張ってる。テン場ではハイカーの水没経験の有無や経験値が設営場所を見ただけでモロに分かる。何とか水はけの良さそうな高台を見つけて設営。雨対策は万全に。

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シェルター内に石を積む。これにより雨の跳ね返りが抑えられて雨でも快適で過ごせる。一応表にも石を積んで暴風対策。

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濡れゃ困るモノは全てパックライナーに入れる。室内もスッキリ。

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コーヒー飲んで濡れたもの乾かして。嫁は昼寝してるし暇だし。雨が止んでいる内に雲ノ平で一人ランセッションと洒落込もうとニーウォーマーと雨具を脱ぎ表へ。

 

せっかくの雲ノ平。なのに雲ノ平は雲の中。いや雨の中か。風も吹いてきたし。ランの途中で寄った雲ノ平山荘で今宵の天気を聞くと嵐だという。それを聞いた周りの小屋泊おばちゃん達が素泊まりにしなさい、と進めてくる。”大丈夫ですよ、水没したこともあるし何とか対処しますよ、あはは”

 

小屋を出ると先程よりも風が強くなっていた。遠くに空を裂く号令を聞いた。来たか。

一抹の不安を胸にテン場までランする。雨も降ってきた。胸騒ぎ。水没の二文字がオデコに点灯する。ヤバいのかな。シェルターに戻ると嫁が起きて晩飯の支度をしていた。今夜は雨風共に荒れるらしいぞ。

 

食べれるもの食べた僕らはそそくさとビビィに潜り込んだ。ビビィのジッパーを閉じた隙間から閃光が見えた。直後に雷音。近い。吹き始めた風がシェルターをバタつかせる。今夜は荒れる。僕は冷静を装いながらもビビィというミニマムなシェルターの中に逃げ込んで目を閉じ祈った。

 

 

神様お願い、と。

 

 

続く。 

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