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2012年12月30日 (日)

2012.0812.13.14.15 北アルプス、雲ノ平ハイク その4

やっと青空!双六岳山頂にて。

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雨も小降りになり空も明るくなってきた。久々に雨具のフードを外してみる。柔らかいミストを含んだ風がハイクのペースを上げさせる。風も収まってきた。曇りながらも時折、太陽の暖かさを頬に感じる。あー気持ちいい。ハイク最高や・・・

 

それにしても誰とも会わないすれ違わない。黒部源流渡渉点が増水してて渡れないのかな。渡渉点までの激下りを降りたのに渡渉できなくて登り返すのも面倒。風も弱まった事だし祖父岳の分岐まで引き返そうかな。

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てな事を考えていたらガスの中から3人のパーティーの姿が。

前のめりに声を掛けた。

 

”渡渉してきたんですか?黒部の源流を?水量は?渡れました?”

 

”大丈夫でした。渡る石は水に埋まってますけどくるぶしまで水に浸かりましたけど何とか渡れましたよ。でも時間が経てば経つほど水量は増していくと思うので渡るなら午前中までかも”

 

渡渉点に向かって標高を下げていると降りているとガスが晴れて対岸の景色が広がった。人も見える。人がいないんじゃなくてみんな雨でスタートを遅らせていただけなのかな。

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黒部源流の渡渉点に到着。え?ぜんぜん増水してないじゃん!

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水没した飛び石の上をくるぶしまで水に浸かりながら渡渉。非ゴアのローカットトレランシューズだけど防水のゴアソックスを履いてるので気にせずジャブジャブ渡る。

 

 

30分ほどの登りを経て三俣蓮華岳と鷲羽岳の間のコルに建つ三俣山荘に着いた。小屋の中ではストーブが焚かれていた。室内に入り初めて体が冷えていた事に気が付く。

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サイフォンで淹れてくれる珈琲飲みながら濡れた雨具をストーブで乾かす。今日の昼飯はカレーライス。

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それにしても心地よいなぁ。睡眠不足と渡渉点を越えた安心感もあって瞼が重くなってきたので少しだけ眠らせてもらった。黒部の源流渡れて良かった・・・

 

ストーブに当たりながら1時間ほど堕落しきったところで三俣山荘を後にする。雨も止んだし風も弱まったので双六岳の稜線を歩こうと思う。双六岳は退屈だから巻く、みたいな風潮があるようなので(どんな風潮だよw)出発前の予定では巻くつもりだった。でも折立から入山してずっと天候不順で守りのハイクを強いられていたからかな。展望は望めないけれど稜線を歩きたい!もっと高い所に登りたい!なんか自分の中の山屋的な何かが疼くわけです(マジメか!)。

 

小屋を出る。8月だというのに冷たい風が身に染みる。三俣蓮華岳の向かい歩き始めた。

振り返れば三俣山荘。鷲羽岳はガスの中。
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イェーイ!なんも見えねぇーw

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カモッ!双六落としたぜ・・・

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稜線の西側に出ると風が強く吹き付ける。

双六岳山頂、そこはまさに別天地。雲の中の庭園。山頂に広大なフラットが広がる。

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山頂で雷鳥の親子に会った。

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広大な山頂を滑る様に雲が流れる。雲に包まれホワイトアウト。真っ白な世界。雲が抜けていく。雲の切れ目から青空。2日ぶりの青空。

 

何も要らない、と思った。来てよかった。 

 
 

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後ろ髪を引かれつつ稜線を下るとそこは風の谷。双六小屋はもうすぐ。

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パンとサラミとスープ。最後の朝食。粗食。

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足指に出来たマメを治療して出発。3日ずっと雨の中のハイクを強いられたからね。

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北アルプス最後の朝。4日間、何時もこんな旅立ちだったな。

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相棒ありがとよ。

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さらば、愛しき雨と山霧の日々よ。

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2日前の大雨の影響で小池真道には小さな沢が幾筋も出来ていた。

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秩父沢にて。

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下山。来た道を振り返る。最後まで北アルプスは雲の中だった。

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雨、風、霧、雷。時々、青空。悪天候でもやっぱりハイキング楽しい!荷物も軽ければ更に楽しい。

 

行く先々で言われました。

 

”雨の中、その装備でテント持って縦走してるの?”

 

Montrailのシャンクのないスニーカーを履きDriDuksのレインスーツを着て歩く。Blackdiamondのフロアレスシェルターを防水パックライナーを仕込んだ自作のバックパックに詰め込んで、背面のポッケには自作のフランスパン袋。自作のアルコールストーブで沸かした珈琲をすすり質素な食事を食べる。そんな北アルプスでの4日間。

たった10kgにも満たないシンプルでミニマムな衣食住。そりゃ快適じゃないかもしれないけど不快じゃない。必要にして十分。何なら裸で歩きたい位だよ。僕らと自然の間にある緩衝物は出来るだけ排除したい。僕らは自然を直に感じたいのだ。

 

 

ハイキングめっちゃ楽しい!Back To Hike!

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終わり

Hymn To Freedom / Oscar Peterson

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