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2013年1月18日 (金)

Blues After Hours的 Gear of the Year 2012 その3

年は越しましたけどGear of the Year 2012の5アイテム

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新春からいきなり去年を振り返るのもどうかと思いますが一応、私のGear of the Year 2012などを。

 

その1

DriDucks / Basic Rain Suit

DriDucks Basic Rain Suit

軽量かつ透湿性もある不織布製のレインスーツ。日本にも住友3Mの不織布を使った軽量雨合羽「カッパメイト」があります。ソフトタイベックの様な不織布に発泡フォームをコーティングしたようなファブリックで「カッパメイト」と同じでしょうか。一応、参考までにカッパメイトが使用してる「3M Microporous Films」のスペックを。

Microporous Films

耐水圧:30000mm、透湿度:8000g/m2・24h

Gore-Tex:耐水圧は45000mm、透湿性:15000~9000g/m2・24h

eVent:耐水圧30000mm、透湿性:30000g/m2・24h

Pertex Shield:耐水圧は15000mm、透湿性:150002・24h

(モデルやレイヤー数、測定方によって変わるのであくまでも、あくまでも参考にw)

\4200ですよ。耐水圧は遜色ないですし透湿度もそんなに悪くないでしょ?(eVentがずば抜け過ぎているけど)。以前、GossamerGearのGlenさんが雨の奥秩父をハイクした時に着ていたのがこのドリダックス。ハイカーズパーティーで実物を見てからそのチープな質感とベージュな色味に惹かれてずっと気になっていました。

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去年からMoonlight Gearで買えるようになったので8月の北アルプス3泊4日ハイクの時の装備の軽量化と好奇心で購入。全行程雨というテストには最適な気象条件で使用してきました。使ってみるとショルダーハーネスやバックパネルなどプレスされる肩や背中の一部に濡れは感じたけれど(首元からの入った雨も)、汗蒸れによる不快感もなく必要にして十分。生地表面のコーティングがあまり保水しないのか乾きも良く、翌朝にはしっかり乾いた状態でハイクアップできたのも良かったです。あと全体的にかなりシルエットが太いのでパンツはトレランシューズを履いたまま着脱できたのも良かったです。そのようなルーズなシルエットが故に稜線で風に吹かれた時はかなり煩いかと思われますが逆にそのダボッとしたシルエットが生地と体の間の空間を大きく作り出して蒸れを感じさせなかったり、動くたびにポンプ効果で首元や裾から蒸れた空気が逃げやすい、などの効果を生み出しているような気がします。

3シーズンの予備的雨具ならドリダックスでも十分と思わせる耐水性能や透湿性能に合羽上下258gという軽さ。そしてそのアメリカ物っぽいルーズで野暮ったいルックスも最近幅を利かせてきたオシャレ感のある欧州ULギアのアンチテーゼ的オールドスクールUL感があり、かなり痺れました。

使用頻度は少ないですが、最近少なくなったUL感のある道具でかなりビビッと来たアイテムでした。

 

その2

Golite / Gust

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冬用のバックパックを探している時に友人所有のタグ付きデットストックのミントコンディションを定価で譲ってもらいました。その時に検討していた冬用バックパックの条件として

 

(1) メッシュポケット無し
(2) 大容量
(3) シンプル且つ、UL感があるプロダクト

 

以上の3つのディティールの拘って探していました。(1)雪の上にバックパックを転がした時、メッシュポケットに雪が付着するのが嫌。

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(2)ダウン量の多い寝袋を出来るだけコンプレッションせずに運びたい。

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(3)自分で修理や改造する猶予があるシンプルなプロダクトで軽量な事。そりゃ重いより軽い方が良いでしょ?

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以上の条件を満たすバックパックは意外と少なくてULガレージメーカーの大容量バックパックは殆どがメッシュポケット装備。それなのでマスプロ系のピナクル(Golite)とヴァーガ(GraniteGear)の二つに絞り、ピナクルを購入。しかしショルダーハーネスがどうしても体に合わず悩んでいた所にガストの話が舞い込んで来たと。以前からリスペクトしているガスト所有のハイカーから「ガストの背負い心地はヤバい」と聞いていたんですけど実際に背負ってみると確かに、ヤバいですw 腰に乗る感覚。ウエストベルト(実際にただのナイロンベルト)なんて必用ないんじゃないかと思わせるほど背中に吸い付く感覚。シンプルなのでサイドベルトを取り付けたりと少し手を入れて使っています。背負っていて楽しいバックパックなんてそうあるもんじゃないと思いますよ。

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低反発ウレタンパッドを背面に、とかコルセットの様なガッチリしたウエストベルトで腰に載せる等、今現在流通しているバックパックが以上の様なギミックで背負い心地を出す事に注力していますがこのガストの薄っぺらな1枚のダイニーマクロスの裁断と腰に向かって絞ったフォルムなどのデザインのみでこの背負い心地を作り出すとか本当に素晴らしいと思います。このデザインをガストのみで終わらせてしまうのはもったいない。是非、どこかで継承してもらいたいデザインです。

このガストから背面長の大切さやショルダーハーネスのデザイン、ギミック等、色々と勉強させてもらいました。良いバックパックとは何か?の問いに対する一つの答えを示してくれたバックパック。それがGoliteのGustでした。めっちゃ愛してます!

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その3

Mountain Hardwear / Canyon Shirt"Short Sleeve"

Mountain Hardwear Canyon Shirt

オールドスクール感のあるルックスながら速乾生地でUPF 30、日焼け防止の為の二段フラップ襟、背面の大きなメッシュ・ベンチレーションなどを装備したハイテク・サファリシャツ。

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"オールドスクールULファッション"における三つの神器といえば「サファリシャツ、ピチ短パン、ハイソックス(俺調べ)」。その中の一つであるサファリシャツをイメージして2012年に購入したのがこのMHWキャニオンシャツ。日本のハイカーはパタゴニアのキャプリーン(的な何か)を好むようで3シーズンの山に行くと速乾系のTシャツを着ているハイカーが多かったので何かファッション的にも変化を付けたいな、と。

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色々なアウトドアメーカーもシャツをカタログに載せているんですけど何故かチェック柄のシャツが多い。いまいち好みの柄がないんですよね。”山シャツ”と称して売り込んでいたのは女性向けなのかな?海の向こうの通販サイトを見ればベージュのシャツはそこそこ選べるんですけどね。日本で買いやすいトコだとアークとOR。シャツをラインナップしているんですけどベージュ色が無い。サファリ感のあるベージュ色のシャツを出しているメーカーはパタゴニアマウンテンハードウェア位しか見つけられませんでした。

ファッション的な事以外の話も。このキャニオンシャツでハイクするようになってからサコッシュを使わなくなりました。ちょっとした小物は胸ポケットに仕舞えるので3シーズンのハイキングに於いてサコッシュの必要性を自分は感じなくなりました。シャツを着た事で得られたサコッシュ無しのハイキング。自分的にかなり自由になれた気がしました。目を下にやる。そこにはズックと大地しかない、的な何か。因みにベージュのシャツを着てハイクしてる奴に今まで一度もあった事ないです。そういった点においてもかなり気に入っているアイテムです。

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その4

Bellemaison / Washable Downket

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2012年BluesAfterHoursの最初のエントリがこのダウンケット。ディティールはリンク先を見てもらうとして、ここでは1年間使い続けて思った事を少々。

春夏秋冬の4シーズン使いました。主な使い方は上の写真のようなスカート使い。アウトドアでの停滞時、宴会時等。冬はダウンパンツとダウンジャケットの繋ぎの部分で腹巻的に使用しました。

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他にもバックパックの上の方に仕舞っているので停滞時にサッと取り出して方に羽織る。ダウンジャケット羽織るより手軽に防寒。この使い方はかなり便利でした。

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そして一番重宝した使い方は寝袋のアンコ使い。寝袋内に入れて体との隙間を埋める使い方。主に女性の方で男性用の寝袋を使っている、もしくは小柄な女性。着込んでも寝袋と体の間の隙間が埋まらす寒い思いをしてたりしませんかね?そんな時はこのダウンケットを寝袋の中に入れて隙間を埋めてみると良いかもです。奥さんや彼女とオーバーナイトハイキングに出かけた時に自分の寝袋を貸してあげている殿方も多いと思います。女性にとって男性用の寝袋は大きいので寒がっているかもですよ。因みにウチの場合、厳冬期はWMバーサライトを嫁が使っているんですけど、その時はダウンケット2枚をバーサライトの中に放り込んで隙間を埋めて使っています。

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あと自分が夏場に使っているハイカーズデポの化繊トップキルト。夏場の単体使用は意外と寒くて使える期間が短いかな、なんて思っていたんですけど(シャンパンゴールドの旧モデルの話です。現行のオレンジのモデルはインサレーションを少し厚めにしたプリマロフトに変更。単体使用でも寒くないらしいです)ダウンケットを1枚カマす事でかなり使える期間を長く出来ました。もし夏場のトップキルト単体使用で寒い、と思ったらダウンケット1枚入れてみてください。僕はかなり使えるようになりました。

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春秋冬はもちろん、夏場でもダウンケットをヘビーに使った2012年でした。

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以上の4アイテムが2012年にもっとも愛した道具達でした。

 

 

そして最後の一つはトレイルランニングギア。2012年に購入したトレイルランニングギア全般として書こうかな、と。

 

番外編として次回につづく。

 

The Jon Spencer Blues Explosion / Bellbottoms

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コメント

どのアイテムも大変興味深いですね!ジャキさんの『生きた情報』に感謝です^v^(とても参考になります。私にとっては全てが新鮮。)
新しいBackPackも作らないといけないなぁ、、、^^;
あっ、ジャキさんの新作も期待しております(^v^)/


高機動師匠、どうもです。

ギアレビューとか恐れ多くてw
でも今回上げたギアは自分的にも使い込んだ道具なので
レビューを書いてみました。
また2013年の終わりにまとめてレビューをやってみようと思ってますよ。
 
2013年はバックパック作りますよ!

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