2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その1
今回のメンバーはバダさんとアキラさん。いつも一緒にいるアキラさんの相棒でボーダーコリーのLeeは体の具合が悪かったとの事で今回は不参加。自宅で休養です。
装備を整えてスキー場の林道からハイクアップ。
このまま開けた雪原をハイクしても良いんだけど風も吹いてきたしショートカットする為に森に突っ込みます。その前にスノーシュー装着。
地図を見ながら稜線沿いに進み、登りやすい峠まで。
この雪原にはもちろん標識もリボンもない。積雪は2m近くある。多少の凸凹も雪がフラットにしてくれる。しかしスノーシューが無ければ入る事が出来ないエリア。
地図を見ながら歩きやすそうなルートをえらんで前に進む。雪原ハイクの楽しさはそこに集約されていると思っている。
スノーシューを履いていても表面を踏み抜く時は踏み抜く。腰まで埋まる事も。腰まで、ってバックパックでかろうじて止まるのかな?
谷側に降りる為、藪の薄い所を探しながら歩く。
藪を漕ぐ。ルートを読み間違えて登ったり下りたり。そんな不安な時に限って急に風が吹いたり太陽が隠れたり。なんでだろう。今回もそう。少し心細くなる。
何とか目的の谷に降り立った。ここで休憩。
バダさんが履いているスノーシューはNorthern LitesのElite Racer。ペアで898g(!)という超軽量スノーシュー。この重さなら積極的に持ち出したくなるバックパッカー向けのプロダクト。サイズ的にもワカンとスノーシューの中間的な感じで平均的なワカンの重さ(900g前後)とほぼ同じで浮力はワカン以上。前爪も付いているので登坂能力もある。残雪期の奥秩父などでも便利かも。
そこから更に奥にすすみ適当な明るいフラットで幕営準備。
風がめっちゃ強い。こういう時にイーストンの60cmペグは強い。スン、スンッ!と四隅に打って、
風上の付加が掛かる所はピッケルで。雪が滑りピッケルが抜けそうになるのでブリザードステイクでストパーに打つ。
風が強くてみんな中々落ち着けない。バダさんもアキラさんもペグを飛ばされて何度も張り直している。僕はイーストンの60cmペグとピッケルで直ぐ設営出来たので珈琲の準備を始めます。今回はチヨちゃんの所で扱い始めたコレ。3人分の珈琲が簡単にドリップできる。山でのちょっとした贅沢。
設営が終わり落ち着く頃には日が暮れて。
毎回違う幕を見せてくれるバダさん。今回は緑のMLD Duo Mid Cuben。風とサラサラな雪質に苦戦しつつも室内に土間を作ったりしてた。
アキラはいつものLocus Gear Khufu CTF3。バダさんと同じく苦戦しながらもスノーシューをペグとして使い設営。
僕もいつものGoliteShangri-La1。
シェルターの中で珈琲を飲みながら装備や写真の整理をしていたら大分風も収まってきた。
風が止むと今度はキーンとした冷気を感じると同時に空腹を感じると隣で湯が沸く音が聞こえてきた。みんなやる事は同じ。
さぁ、僕も晩飯の用意をしようかな。
続く。
« 2013.0113-14 南アルプス・スノーハイク2 | トップページ | 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その2 »
「山(複数)」カテゴリの記事
- 2013.0626 Hike Yakushima 1(2014.09.14)
- 2013.0613 Sawwer Jam in 新茅ノ沢(2014.09.14)
- 2013.0511.12 Hike Okutama(2014.09.06)
- 2013.0503.04 裏山オーバーナイト・ハイキング(2014.05.17)
- 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その3(2013.11.11)
「軽井沢」カテゴリの記事
- 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その3(2013.11.11)
- 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その2(2013.11.10)
- 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その1(2013.11.09)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1371618/53884406
この記事へのトラックバック一覧です: 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その1:
« 2013.0113-14 南アルプス・スノーハイク2 | トップページ | 2013.0302.03 湯の丸山スノーハイク その2 »
コメント